独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
2009年2月25日

「ヒト多能性幹細胞の維持培養法」を開催
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理研CDBは、京都大学iPS細胞研究センターおよび理研バイオリソースセンターの協力の下、2回目となる「ヒト多能性幹細胞の維持培養法:初級者のための導入実習コース」を、2月19、20日の2日間に渡って開催した。ヒト多能性幹細胞の研究を始めようとする研究者を対象にしたプログラムで、大学や研究機関、企業などから約16名の参加があった。

実習内容は、iPS細胞を用いた継代培養法や凍結保存法、フィーダー細胞の調製法、アルカリホスファターゼ染色や奇形腫形成による多能性評価法など、ヒト幹細胞を取扱うのに必要な基礎的な内容を一通り行った。

 

 


なお、この講座は文部科学省「再生医療の実現化プロジェクト」の支援の下、政府指針に基づくヒトES細胞使用研究申請のための実技講習として、理研CDBのヒト幹細胞研究支援室が企画したもの。次回は4月16、17日に開催を予定しているが、募集は既に締め切っている。今後の予定など、詳しくは同室のウェブサイトへ。





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