独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター

2011年11月8日


一般公開を開催
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理研CDBは2003年より毎年開催している一般公開を11月5日に開催した。当日は講演会やオープンラボ、体験コーナーなど様々な催しが開かれ、約1200名の来場者で賑わった。

オープンラボと体験実験の様子


午前中には笹井芳樹グループディレクター(器官発生研究グループ)が、「試験管のなかで臓器は生み出せるか?」と題した講演を行い、ES細胞やiPS細胞から生体と同じような構造と機能をもった組織や臓器をつくり出そうとする研究について紹介した。オープンラボでは、非対称細胞分裂研究グループ器官発生研究グループ初期発生研究チーム大脳皮質発生研究チーム幹細胞研究支援・開発室が研究室の一部を解放し、研究員が実際の研究サンプルなどを見せながら最新の成果を説明した。その他にも、発生・再生研究でつかわれている生き物を一同に展示した「生きものたちを見てみよう!」コーナーや、サイエンスカフェ、神戸市立青少年科学館による工作コーナーなども催され、子供から大人まで多くの来場者がイベントを楽しんだ。なお、当日は神戸に立地する理研の他の研究センターや計算科学研究機構も公開を行った。


 


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