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シンポジウム概要

理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(RIKEN CDB)では、発生と再生の生物学に携わる研究者の国際的な知的交流を深め、研究の発展を計ることを目的として、2003年より年に1度の国際シンポジウム "CDB Symposium"を開催しております。


2013年のシンポジウムテーマは"The Making of a Vertebrate"をテーマとし、2013年3月4日(月)~6日(水)の3日間の日程にて開催いたします。

本シンポジウムでは、分子遺伝学的・細胞生物学的レベルにおいてこれまでなされた脊椎動物の発生機構の理解を概観することによって、我々の理解がどこまで進んだのか、どのような問題が残されてきたのかを確認しつつ、今後どのような方向への展開が期待できるのかを模索し、さらには、どのようにこの動物群の基本的体制が成立し、多様性を経てきたかという進化的問題にまで立ち入って、最新のトピックを交えつつディスカッションするものであります。

シンポジウムでのトピックスとしては以下のものを予定しております。
1) The legacy of Haeckel (phylotype, Garstang neoteny, auricularian theory, evolution of larvae, origin of vertebrates, developmental constraints and robustness)
2) From urbilaterians to chordate (notochord, segmentation, DV inversion)
3) Pluripotency (the diversity of its molecular mechanisms in amniotes and origin in vertebrates, clonal invertebrates, X-chromosome inactivation and imprinting)
4) Gastrulation (comparative views of axis and germ layer formation in vertebrates)
5) Genetic control of morphogenesis (body plan, genetic code, transcriptional network, genome organization)
6) Vertebrate characters (neural crest, placode, brain).

本シンポジウムでは、世界的な研究者たちと次世代の研究を切り開く若手研究者や学生が一堂に会して議論を深めることにより、新たな知見を生み出し人的交流が促進されることを期待しております。

本会を活発な情報交換の場とするため、一般参加者によるポスター発表を募り、優秀な演題には口頭発表をお願いする予定です。また、海外からの参加者(大学院生、ポスドク)を対象としたTravel Fellowshipを用意し、国内外からの対数の参加申込をお待ちいたしております。

なお、会場の制約から、多数のご応募がありました場合、参加者は主催者の判断で150名程度に限らせていただく可能性がありますことをご承知おきください。

シンポジウム開催のための資金のご支援をお願いしております。詳細はこちらをご確認ください。
URL: http://www.riken.go.jp/r-world/donations/info.html#07

理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB)
センター長 竹市 雅俊

CDB Symposium 2013 オーガナイザー

University of Geneva and EPFL. Switzerland
Denis Duboule
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター ボディプラン研究グループ
相沢 慎一
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 形態進化研究グループ
倉谷 滋

過去のCDBシンポジウム

CDB SYMPOSIUM 2012
CDB SYMPOSIUM 2011
CDB SYMPOSIUM 2010
CDB SYMPOSIUM 2009
CDB SYMPOSIUM 2008
CDB SYMPOSIUM 2007
CDB SYMPOSIUM 2006
CDB SYMPOSIUM 2005
CDB SYMPOSIUM 2004
CDB SYMPOSIUM 2003

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