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3人のPIが新たに着任

2017年09月20日
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理研CDBは、二階堂愛氏、木村航氏、宮道和成氏の3名を新たなPI(Principal Investigator、研究室の主宰者)として迎えた。二階堂氏はこれまで、理研情報基盤センターにてバイオインフォマティクス研究開発ユニットを主宰し、主にDNA/RNAシークエンスの技術開発に取り組んできた。7月からはCDB一細胞オミックス研究ユニットのユニットリーダーを兼任し、一細胞レベルで生命を理解するための計測および摂動技術の開発を通して、CDB内外の研究室とより一層の連携を目指す。

木村氏は、分化した心筋細胞が再び増殖能を獲得する仕組みの解明に取り組み、優れた業績を上げてきた。CDBでは9月から心臓再生研究チームを立ち上げ、心筋の増殖制御機構の解明を目指し、さらに心筋再生医療の実現に向けて可能性を探る。また、同じく9月に着任した宮道氏は、マウスをモデルとし、性別特異的な種々の行動(性行動や分娩・授乳、または社会性行動)における神経細胞の接続パターンおよび入力‐出力構造の比較解析研究に尽力し、大きく貢献してきた。CDBでは比較コネクトミクス研究チームを率い、神経回路接続パターンの性差を体系的に理解し、神経回路の発生と機能を統合的に解明することを目指す。

  1. 左から、二階堂ユニットリーダー、木村チームリーダー、宮道チームリーダー

 

 

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